バナースタンドの出力メディアの作成で気をつけたいこと

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後で失敗した!ということにならないようにバナースタンド看板を作成する時に注意したほうが良い点、気をつけたいことをまとめました。バナースタンドの製作時のご参考までに。


原寸サイズで作成しよう

バナースタンドなどの大型の看板は2メートル近くになることもしばしばあります。一般的なバナースタンドの寸法は90cm×180cm程度になります。

のぼり旗の一般的なサイズが60cm×180cmなのでのぼり旗よりも横幅では大きくなります。このくらい出力サイズが大きくなると制作時の作業を軽減させるために10分の1などのサイズでデータを製作される方がいらっしゃいますが画像を取り扱う時には注意が必要です。

イラストレーターで作るイラストやアウトラインが取れた文字データはベジェ曲線のため、いくら拡大してもデータが荒れることはありませんが、画像(写真)が入っていると、データを作成していざ原寸サイズに戻した時に写真データが荒れてしまうことがあるので注意が必要です。

10分の1のデータでは綺麗に見えている画像でも10倍して看板を製作する際は解像度10分の1まで落ちてしまいます。写真は拡大すればするほど荒くなってしまうのです。なので写真を使う際は原寸サイズでデータを作成することが一番間違いのない方法です。どうしても縮尺して作成される場合はその画像が原寸サイズまで拡大された際にどの程度の解像度になるのかを計算して配置する必要があります。


解像度は150~200dpiあればOK

バナー看板作成時の解像度は150~200dpiあれば十分です。

印刷業界の慣例に合わせて原寸で350dpiの画像が必要だと思われがちですが、確かに350dpiの画像が用意できればそれに越したことはありません。

しかし、作成してみるとワンポイント使用する写真ならまだしもバナー看板全体に及ぶような背景画像を原寸350dpiで用意することは困難です。実際には150~200dpi程度の解像度があれば十分綺麗に出力できます。

印刷物という意味では書籍などの紙媒体と同じですがバナースタンド看板は間近で見るものではありませんので多少荒れてしまっていても離れた場所から見ればさほど気にならないものです。

裏を返せば、商品名やキャッチコピーなどの文字データは極力画像を避けてベジェ曲線の文字データを使うことをお勧めします。


小さな文字は避けましょう

これはバナー看板を作成する印刷メディアの素材にもよりますが、トロピカルやトロマットなどの生地系の素材の場合、あまり小さな文字は滲んでしまって読めない恐れがあります。

1~2メートル離れた場所からお客様がバナースタンド看板を見ると想定した場合、日本語で9mm、欧文で7mm以上の文字の大きさが視認できる最小の文字の大きさと言われています。

無論、これよりも大きい方が目の悪い方やお年寄りの方でも見やすくなりますので、不要に小さな文字は避けてシンプルでわかりやすいビジュアル製作を心がけましょう。

以上の通り、バナー看板の価格帯は非常に様々なので使用頻度や使い勝手、高級がふさわしい場所か安価でも目立てば良いのかなど使用用途に応じて選ばれることをお勧めします。

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